しのぶ– Author –
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母親が私の世界だった【後編】──世界が壊れ始めた日
「母のために生きてきた」その思いが、私の目を曇らせていたのかもしれない。 尊敬していた。感謝していた。何ひとつ疑わなかった。けれどある日、私は気づいてしまった。「この人は毒親であり、私が信じていた家庭は、幻想だったのかもしれない」と。 そ... -
私の母親
母親が私の世界だった
「母が喜ぶことが、私のすべてだった」── その信念で生きてきた子供時代の私の記憶を、静かに綴っています。 -
対人関係
私は空気を読む。そして壊れていった。
空気を読むことが当たり前だった私にとって、 対人関係は、いつも“避けられない疫病”のようでした。 誰にも見せなかった心の疲弊と、その奥にあった叫びを言葉にしました。 -
私の特異性
“普通”という円の外で、生きてきた私
自分の中に、ずっと考え続けてきた“永遠のテーマ”があります。 「人と違うとは何なのか」「そもそも、人とは何なのか」 今回は、その問いについて、少しだけ話してみようと思います。 人と“違う”と感じた原点 私は、物心ついたころから「自分は人と違うん... -
はじまり
私の特異性──空気を読む子供と、死が怖かった夜
もしかしたら、自分は「異常」なのかもしれない。 そう気づいたのは、大人になってからのことでした。 -
はじまり
逃げていたあの頃のはじめの一歩
あの時はまだ、すべて周りのせいにしていました。自分は何も悪くない。環境が悪いから、苦しんでいるんだと——。 今でこそ、当時の考え方は偏っていたと思えますが、基礎疾患に加えて、いじめも徐々に増えていく中で、私はどんどんネガティブになっていきま... -
はじまり
私という存在のはじまり
最初の記憶は、幼少期の基礎疾患との闘いでした。今こうして生きていること自体、当時の私にとっては奇跡のようなことだったと思います。 2〜4歳頃、2種類の基礎疾患が発覚しました。 詳細は控えさせていただきますが、生死に関わるもので 肉体的にも精神...
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